5次元のカジュアル着物

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下駄の種類 色・形の違いについて

こんにちは。読んで頂きありがとうございます。

このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。

 

下駄といえば、夏祭りの時に浴衣に合わせて裸足で履くものというイメージがあるかもしれませんが、普段着用のカジュアル着物に合わせて足袋で履いても、もちろんOKです。下駄の種類についてわかりやすいように、参考アイテムをご紹介します。

 

下駄について

 

下駄は固い木の板でできています。そのため、履いて歩くと足裏のツボがほどよく刺激されて、なかなか良い健康サンダルになるし、冬の寒い時期でも足裏の刺激でポカポカするのでおすすめです。なお、下駄に左右はありません。片方だけすり減るのを防ぐためにも、たまに左右を取り換えて履くと良いでしょう。

 

素材は、軽くて丈夫ながおすすめです。激安の浴衣セットに付いているような下駄は、あまり品質の良くないものが多いので、少し高くても単品で気に入るものを探した方が良いと思います。

 

できれば専門店で購入するのがおすすめです。専門店には職人さんがいて、履く人の足の形に合わせて、鼻緒をピッタリとすげてくれるからです。鼻緒が合っていないと、サイズの合わない靴を履いているようなもので、きつくて痛くなったり、緩すぎて歩きにくくなったりする可能性があるので要注意です。

 

サイズは、踵が少しはみ出るものがベストです。そうすることで、着物の裾を踏みにくくなります。

 

下駄の色の種類

白木


 

木そのものの色や風合いそのままの下駄です。サラッとした肌触りで、裸足で履いた時に一番快適に感じられるタイプだと思います。

 

焼き


 

木を焼いて煤をはらった色です。焼くことで木目が浮き出るので、白木よりも木の表情がくっきり見えます。

 

塗り


 

木に漆などで色を塗ったタイプです。塗りの加工によって耐水性が上がるため、雨の日用にピッタリです。白木・焼きと違って、コーティングされてツルっとしているので、履き慣れないと少し滑りやすく感じるかもしれません。

 

下駄の形の種類

右近

現代のレディース用の既製品でもっとも多い形で、上記の色の違いで紹介した下駄は、すべて右近です。底にゴムが貼られているため、歩く時にうるさい音がしないのが利点です。

 

駒下駄(二枚歯)


 

ゲゲゲの鬼太郎が履いている、カランコロンと音が鳴る下駄です。台の先端が地面につくように、前に重心をかけて歩きます。履いているうちに、踵ではなくつま先がすり減るのが正しい歩き方です。

 

のめり


 

駒下駄の変形バージョンで、つま先の歯の形がななめになっていることで、前のめりの姿勢で歩きやすくなっています。

 

舟形


 

草履に近い形の下駄です。右近と同様に、底にゴムが貼られています。

 

 

下駄の種類は他にもいろいろあるのですが、代表的なものを紹介してみました。好みや目的に合わせて、自分にとって使いやすいものを探してみて下さいね。

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