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着物を着るために体形の補正は必要なの?

こんにちは。読んで頂きありがとうございます。

このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。

 

体形の補正について

 

着物をきれいに着るためには体形の補正が絶対に必要です、なんて話を聞いたことありませんか?着物は体形を寸胴にしたほうが美しいのは確かです。でも、体の凹凸を埋めるためにバスタオルをぐるぐる巻いたり、専用の補正パッドを使ったりしないといけないなんて・・・それだけで大変そうですよね。でも私自身は着物を着る時、補正はほとんどしていません。和装ブラジャーでバストの形を整えるだけです。

 

私の心の声はこうです。「だってさ~毎日着るものなのに、いちいち補正とかしてらんないじゃん。江戸時代の農民とか町人とかが、着物を着るために毎日毎日、いちいち補正なんかしてたわけないじゃん。そんなことしてたら生活できないわ。もちろん、お見合いの時とか冠婚葬祭とか、非日常のイベントで美しく着飾りたい時に補正するのはわかる。でも、日常生活で補正とかありえない。無理ゲーだわ」

 

なにしろズボラ主婦の私は、家事労働をする時は帯すら締めません。着物はひもだけで固定して、すそなんかまくり上げています。でもそれって、洋服を着る人も同じではないでしょうか?「よし、今日はお風呂のカビ取り掃除をするぞ。気合を入れてウエストラインを美しく見せたいから、ガードルを履いてシェイプアップしなくちゃね!」なんて思う主婦がいるとは考えられません。

着物の体形補正をする目的

 

私はズボラで意識低い系の主婦なので、なるべく楽をしたいわけです。なのでお風呂のカビ取り掃除をする時に洋服を着るなら、下着はブラトップ&苦しくないゴムのおばさんパンツを履きます。でも、もしウエディングドレスを着ることになったらどうでしょうか?さすがのズボラ主婦でも、胸を盛って、ウエストをしぼって、ヒップラインをすっきり魅せるために、そういう補正下着を使おうと考えるでしょう。

 

着物も同じです。体形の補正が必要なのは、美しく魅せたい時です現代社会では、着物はフォーマル・晴れ着というイメージが強いので、「着物を着る時イコール美しく装う時」と考えてしまいがちです。

 

美容師さんに着付けをお願いすると「補正は絶対に必要です。使うものを忘れずに持ってきてください」と言われますね。美容師さんに着付けを依頼するような着物は、そもそもフォーマルで普段着用の着物ではないのです。そこを理解せずに固定観念になってしまうのだと思います。

 

私が固定観念を持っていた話

 

私は以前「最近の若い人は、浴衣を着る時でもバスタオルを巻いて補正するらしい」という話を聞いて、ビックリしたことがあります。なぜなら、浴衣は超カジュアルなもので、洋服に例えるとGパンTシャツのようなものだからです。本来は、補正をしてきちんときれいに着るようなものではなく、楽をしてダラダラ着たって良いものです。でも、それは私の固定観念だったと思います。

 

着物を着る人が極端に少なくなった現代では、お祭りや花火大会に浴衣を着て行くことは、気合を入れてオシャレをして行く非日常のイベントなんですよね。そう考えると、美しく装うために補正をするのはありでしょう。補正をするかしないかは、目的に合わせて自分で判断すればいいのです

 

 

補正は、着物を着るなら必ずしないといけないものではありません。自分軸でするかしないか決めればよいのです。そう考えれば、もっと気軽に着物にチャレンジできると思います。

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