5次元のカジュアル着物

私が体験するパラレル着物ワールド

着物はきつくて苦しい? その原因について

こんにちは。読んで頂きありがとうございます。

このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。

 

私が着物を着ていると、それを見た人から「苦しくない?」「大変じゃない?」と言われることがあります。ですが、私はまったく苦しくありません。着物は苦しいものと思っている人が一定数いるのはなぜなのか?について、お伝えしてみます。

 

苦しい着付け

 

着物は布地を体に巻き付けて、ひもなどで締めるという着方をします。なので苦しくなる原因は、ひもなどの締め方です。

 

美容師さんに聞いた話なのですが、お客様に着物の着付けをする時に注意することは「絶対に着崩れを起こさないようにシッカリ着付けをする」という点だそうです。せっかくお金を払ってプロに着付けしてもらったのに、外出先で着崩れを起こしてしまい、恥ずかしい思いをした・・・みたいなクレームが来たら、お店の信用問題に関わるからです。

 

「絶対に着崩れを起こさせない」という意識で着付けをすれば、当然きつめに締めますよね。もちろん苦しくなります。でも、着ている人の快適さよりも、クレーム防止が優先されるのです。

 

なぜなら「着崩れた」はクレームになっても「苦しかった」はクレームになりません。だって「着物は苦しいものだから仕方ない、がまんするしかない」って、お客様が思っているのですから・・・

 

楽な着付け

 

私は自分で着付けができます。ということは、自分の体の感覚を感じながら、その日の体調に合わせた締め方をしたり、深呼吸をしながら呼吸を確認しつつ締めるという事ができるからです。マイ・ボディ・ファーストで、自分にとって快適な着付けが可能です。

 

また、自分で着付けができるという事は、外出時に着崩れを起こしても、自分で直せるという事です。簡単に直せる自信があるので、着崩れを不安がって必要以上にきつめにする理由はありません。自分の感覚を優先し、不安がない状態で着付けをすれば、着物を着ていて苦しくなる事なんてめったにないんです。

ある意味フリーサイズ

 

洋服は形が決まっているので、太ったり痩せたりして体形が変わったら着られなくなることもありますよね。その時は買い替えるしかありません。洋服のサイズに合わせてダイエットするなんて人もいますが・・・ある意味、洋服のサイズが先にあって、着る人が服に合わせるかんじです。

 

着物にもサイズはあるのですが洋服ほどではありません。おおよその基本的なサイズが合っていれば、少しくらいなら体形が変わっても着ることができます。着付けをする時に自分で微調整すれば良いだけです。自分の体が先にあって、着物を体に合わせるのです

 

着物を着る時はまず自分の体を観察して、今日はどれくらいきつくするか、どれくらいゆるくするか、その日のコンディションを見ながら自分で決めましょう。自分の体が主人公です。それを意図すれば苦しい着付けにはなりません。とっても楽ちんに着られるようになります。

できました

ありがとうございます

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