5次元のカジュアル着物

私が体験するパラレル着物ワールド

帯の種類とTPOについて

こんにちは。読んで頂きありがとうございます。

このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。

 

今回はカジュアル向けを中心に、帯の種類や用途についてご紹介します。私はリサイクルショップで正絹の帯を買うことが多いですが、わかりやすくご紹介するために、既製品で参考になりそうな商品をピックアップしておきます。

 

帯の素材について

 

帯の素材はおおまかに、綿・ポリエステル・正絹の3つが多いです。締め心地や着用感に違いがあるので、好みや用途に合わせて選ぶと良いと思います。

 

綿

ポップで可愛い色柄の物が多く、ほとんどが全通柄(全体的に同じ柄)です。すべりにくいので引き締める時にコツがいるかもしれませんが、しっかり締めることができます。もちろん洗えます。

ポリエステル

全通柄のものが多いですが、ポイント柄(着た時に目立つ部分に柄が出る)も探せばあります。ツルツルすべるので引き締めやすいのですが、結ぶ時はゆるみやすいです。暑い時にむれやすいのがデメリット。お手入れはラクラクです。

正絹

ポイント柄、全通柄、どちらも豊富にあります。引き締める時も結ぶ時も、正絹が一番締めやすいと思います。お家では洗えませんのでクリーニングは専門店で相談しましょう。

 

半幅帯(単)

1枚仕立てで、軽くて涼しい、浴衣や夏着物に合わせやすいカジュアルな帯です。中でも、博多帯はとても締めやすいので、私はお気に入りです。博多織は生地が固めで、締める時にキュキュッと音が鳴るのが特徴。


 

半幅帯(小袋)

2枚仕立てで、オールシーズン使えます。素材、デザイン、値段も色々で、飾り結びをしたい人向けの長尺タイプなどもあります。既製品だと、織美桐(おりびと)というブランドの半幅帯は、デザインが現代風で可愛いものが多く、人気があるようです。


 

名古屋帯(名古屋仕立て)

手先からお太鼓まで、あらかじめ胴体部分を縫い付けてあるタイプ。帯を締める時に、いちいち胴体部分を折る手間が省けますが、幅の調節はできません。


 

名古屋帯(松葉仕立て)

手先の部分が少しだけ縫われています。帯を締める時に胴体部分を折る必要がありますが、好みの幅に調節できるのがメリットです。


 

袋帯

お太鼓の部分が二重になる長い帯です。おもにフォーマル向きの帯として使われ、金糸・銀糸・吉祥文様などがほどこされた豪華な帯です。デザインによってはカジュアル向きのものもあります。


 

好みや用途に合わせて、お気に入りの帯を探してみて下さいね。

 

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