着物の種類とTPOついて
こんにちは。読んで頂きありがとうございます。
このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。
今回はカジュアル着物を中心に、着物の種類や用途についてご紹介します。写真は私物です。
季節のTPO
袷・・・表地と裏地の2枚仕立て
単衣・・・表地のみの1枚仕立て
薄物・・・真夏用の超薄い1枚仕立て
最近は昔とはだいぶ気候が変わっているので、昔の衣替えのルールにとらわれず、気温や体感に合わせて、無理なく快適に着用されることをおすすめします。
浴衣(ゆかた)
カジュアル度 ★★★★★
洋服に例えると、TシャツGパンです。襦袢を着ず、裸足で下駄をはくのが定番ですが、襦袢・足袋・帯締めをプラスすれば綿着物として着ることもできます。半幅帯を合わせます。
綿、麻、ウールの着物
カジュアル度 ★★★★★
お家で洗濯できる、ザ・日常着。綿素材ならデニムはもちろん、久留米織などの伝統的なものも色々あります。写真の着物は、麻100%の小千谷縮です。洗える着物は消耗品なせいか、リサイクルショップで見かけることは少なく、手に入れるなら、既製品を買う、お仕立てをする、自分で縫うなどになりそうです。
紬(つむぎ)
カジュアル度 ★★★★☆
ちょっとしたお出かけにも対応できる、きれいめの日常着。先染めの織物で、しっかりした固めの生地です。見た目は洗えそうな気がしますが、素材は絹なので丸洗いはできません。名古屋帯、半幅帯を合わせます。
小紋(こもん)
カジュアル度 ★★★☆☆
洋服に例えると、デートの時に着ていくような、きれいめカジュアルのワンピース。大柄・小柄を問わず、全体的に柄が入っているのが特徴。写真の着物は、一見無地に見えるくらい柄が細かいタイプです。名古屋帯、半幅帯を合わせます。
色無地(家紋なし)
カジュアル度 ★☆☆☆☆
洋服に例えると、スーツやジャケットのようなオフィスカジュアル、きちんと系きれいめカジュアルです。黒以外の一色で染められた無地の着物を指します。家紋なしの色無地はとても汎用性が高く、合わせる帯によってかなり雰囲気を変えることができます。
色無地(家紋あり)
フォーマル度 紋の数で変わる
色無地に家紋を入れる場合、家紋の数でフォーマル度が変わります。ひとつならセミフォーマル、三つなら中位、五つなら最高礼装に近くなります。
付け下げ
フォーマル度 ★★☆☆☆
私は持っていないので写真はありません。訪問着より少し格下のフォーマルです。訪問着と似たような着物ですが、柄の付き方が少し違います。
訪問着
フォーマル度 ★★★☆☆
子供の七五三、入学式、卒業式などの付き添い、お友達のお祝い、華やかなイベントなどに着ていける、ドレスのような着物です。左側の胸元、袖、下半身の部分に豪華な柄が入っているのが特徴です。金糸や銀糸の入った豪華な袋帯を合わせます。
私はめったに着る機会はないのですが、いざという時のフォーマル着物もあったほうが良いかと思い、訪問着と袋帯を1着だけ持っています。
色留袖(いろとめそで)
フォーマル度 紋の数で変わる
生地の色が黒以外の留袖。既婚・未婚、関係なく着ることができます。格の高さは紋の数によって変わります。私の生活レベルだと、必要になる可能性がかなり低いので持っていません。必要に迫られたらレンタルで十分かと思います。
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黒留袖(くろとめそで)
フォーマル度 ★★★★★
既婚女性が着る最高格の着物です。結婚式で新郎新婦のお母さんが着ているやつ、と言えばイメージしやすいでしょうか。私にとっては、着る機会が何回あるのやら・・・という感じなので、必要な時にレンタルで十分かなと思います。
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振袖
フォーマル度 ★★★★★
未婚女性の最高格の着物。袖が長いのが特徴です。
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できました
ありがとうございます
感謝します