5次元のカジュアル着物

私が体験するパラレル着物ワールド

私が着物の着付けを覚えた話

こんにちは。読んで頂きありがとうございます。

このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。


▼この記事の続きです

知識ゼロからのスタート

 

2021年の秋、横森美奈子さんと漣ミサさんの影響で、着物にチャレンジすることを決意し情報を集め始めた私は、着物を着るために必要なアイテムを調べ、とりあえず一通りのアイテムを手に入れました。

 


ですが、問題は自力で着る方法です。

 


今まで着物を着た経験なんて私にはほとんどありませんでした。小学生のころ、夏祭りで浴衣を着たり、七五三の晴れ着を着たことはありました。でもその時は周りの大人に着せてもらいましたし、成人式や結婚式は、父の会社が倒産して実家が貧乏になったため、やりませんでした。

 


そこで、YouTubeに何かないかな?と思い「着物 着付け」で検索してみると、プロの先生の着付け動画から趣味で楽しんでいる人の着付け動画まで、たくさんあるではありませんか!どれを見たら良いのかわからないくらいです。

 


とりあえず色々見て、説明がわかりやすかった動画を参考に、マネして練習することにしました。

 

ひたすら練習、悪戦苦闘

 

世の中には、YouTubeの動画から学んだだけで上手にマスターできる人もいるらしい、と知ったので、私にだって出来るはず!と思い、気楽に始めたのですが・・・

 


一応、着ることだけはできたけど、何か変、何か違う、何でここがこうなるの?どうしてこうならないの?この部分のコツを解説してる動画はないの?

 


実際にやってみると、疑問だらけです。

 


私はひたすらトライ&エラーを繰り返し、わからない所はヒントを探し、ヒントが見つからなくて絶望し、数時間に及び着物と格闘したあげくクタクタに疲れ果てる・・・というありさまでした。

 


それでも、どうにかこうにか練習し、なんとかマシになってくると、少しだけ楽しくなって「着物姿で家を出て外に行ってみたい」と、無謀な勇気が湧いてきました。

女性たちの反応

 

その当時、私は期間限定で、ある習い事の教室に行っていました。女性しかいない教室だし、みんな良い人たちばかりだし、思い切って着物で行ってみようかな?

 


そう思いついた私は、デニム着物に安物の名古屋帯を締めて、買ったばかりの桐の下駄をはいて、習い事に行ってみました。

 


私がおそるおそる教室に入ると、先生(50代の美人さん)が私を一目見て、目をまん丸にさせ、その目をキラキラさせて、思春期の少女のような声で

 


「きゃ~~~~~!!」

 


と叫びました。そのうえ、着物について質問攻めにされ「ayokoさんの受講期間が終わるまでに、私も着物に挑戦して、教室に着てくるわ!!」と宣言されました。

 


そして、先生は着付け教室に通ったらしく、私の受講最終日に素敵な着物姿で現れて、最後の講義をしてくれたのでした。まさか、私に影響されて誰かが着物を始めるだなんて・・・さすがに驚きました。

 

着付け教室に行ってみた

 

私はこの事をキッカケに、やっぱりちゃんとした着付け教室に通って、納得できる着付けをマスターしたいと思い、YouTubeで一番好きな着付けの先生であるシロップ先生の教室に行くことにしました。

 


▼シロップ先生の動画、私のおススメ

【時短着付け】着付け講師が7分で着物に着替えます。襦袢を着るところから、着物、名古屋帯のお太鼓の完成まで。Change into a kimono - YouTube

 

 

教室は私をふくめ6人の生徒さんが来ていて、陽の光が差し込む明るいスタジオでした。シロップ先生の明るく可愛らしいお人柄もあって、和やかな雰囲気で楽しく学ぶことができました。

 


私は頭を空っぽにして、先生の言葉に従って、素直に動くようにしてみました。すると、エネルギーの共振が起こり、頭で考えなくても、勝手に体が動いて自然に着てしまうような感覚になりました。感覚で習得すると早いものですね。

 


あんなに苦労していた私が、今ではものの数分程度で、何も考えずに自然に着付けができるようになりました。ここまでくれば、毎日でも着物が着られるようになります。

 


できました

ありがとうございます

感謝します