着物によくある代表的な柄・・・季節の柄
こんにちは。読んで頂きありがとうございます。
このブログは、カジュアル着物、普段着物を気軽に楽しみたい着物初心者向けです。
着物には、さまざまな季節のモチーフが使われています。私はカジュアル着物を日常的に着るのであれば、季節のルールを厳守しすぎると生活に不便なので、必ずしもルールにこだわる必要はないと思っています。とはいえ、オシャレを意識して季節の柄を取り入れるのは楽しいものです。着物によくある季節のモチーフを紹介してみますね。
春
藤
牡丹
菖蒲
春の柄と言えば桜が定番中の定番ですが、他にも杜若、桃、菜の花、木蓮、菫などの花柄があります。バラは西洋の花なので着物では季節は問わないとされていますが、春の花です。
夏
撫子
あじさい
柳
浴衣によくある金魚、白波、花火、朝顔、ひまわりなども夏の柄です。他には百合、あざみ、芙蓉、鬼灯などもあります。波、流水は夏の柄とされていますが、写実的な絵柄ではなく、青海波のようにデザイン化されているものは一年中使えます。
秋
桔梗
紅葉・イチョウ
菊
他には、ぶどう、ざくろ、萩、ススキ、木の実などもあります。菊は写実的な絵柄なら秋~冬になりますが、デザイン化された柄であれば一年中使えます。また、秋は動物の柄が多いという特徴があり、うさぎ、とんぼ、雁、鹿なども秋の柄です。
冬
椿
雪輪
松竹梅
笹は冬でも緑がきれいなので、冬の柄として着られることが多いです。他には、南天、橘、水仙、福寿草、蘭などもあります。正月っぽい柄、干支は一年中着られますが、年始に着ることが多いようです。松竹梅は、リアルな絵柄ではなく図案化されたデザインであれば、季節は関係なく一年中使えるとされています。また、雪輪をわざと夏に使い、涼しさを演出するというおしゃれもあります。
着物に季節感を取り入れることは、遊び心があり、おしゃれで、ちょっとかっこいい程度のことだと私は思います。間違ったからと言って、重大な違反だとか無知だとか非常識だとか、目くじらを立てるようなことではなく、ちょっとダサいだけのことです。深刻にならず、軽い気持ちで楽しく取り入れてみましょう。
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