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今回はクールカジュアル・クールに似合う着物について解説します。この2タイプに共通する特徴は、輪郭や目鼻立ちに直線が目立つことです。
直線タイプ共通の特徴
強さ、カッコよさ、渋さを感じられる、男性でも着られるような雰囲気の着物がとてもお似合いになります。大島などの固い紬もおすすめです。
基本的に幾何学模様はたいてい似合います。色合いは、青・紫・黒などの寒色系で暗い色、渋い色やアースカラーがおすすめです。輪郭や目鼻立ちに直線が多いため、着物の柄も直線を感じるようなシャープな柄、尖り感のあるものが違和感なく似合います。素材については硬さやハリを感じるもの、目の詰まった素材、つるっとしている平面的な素材が良いでしょう。
幾何学模様と言っても丸みを感じさせるものではなく
直線や尖りを感じさせる幾何学模様が良いでしょう。
クールカジュアルタイプ
私のイメージは進撃の巨人のミカサ・アッカーマンです。ボーイッシュでスポーティーな雰囲気で、おしゃれなジャージをカッコ良く着こなせるタイプです。寒色の中でも、くすみ感や深みのあるアースカラー、ナチュラルカラー、渋いダークカラーがお似合いです。
洋服だと迷彩柄やボタニカル柄が似合うタイプで、着物で言うと有栖川、蜀江、更紗、オリエンタル柄などになります。くすみ感があって、コントラスト弱めの色柄が良いでしょう。アクセントとして、渋さがありながらギラギラ光るメタリックなテイストをプラスするのもおすすめです。
クールタイプ
私のイメージはワンピースのニコロビンです。洋服ならスタイリッシュでハンサムな黒スーツがバシッと決まるタイプ。着物なら映画「極道の妻たち」の姐さんのようなカッコイイ系です。モノトーン、ダークな寒色はなんでもお似合いです。きつい印象になりすぎる時はグレイッシュな色味やアースカラーをプラスしてみましょう。
柄は規則的なものなら大柄、またはランダム感のある写実的な柄(デザイン化された柄よりも、リアル感のある絵のような柄)もおすすめです。全タイプ中もっとも黒留袖が似合うタイプで、フォーマル寄りの光沢感・金銀などをカジュアルに取り入れても違和感なく着こなせるでしょう。